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波動と健康(1)

はじめに

私は、この10年、波動測定器や波動転写器の開発など、いわゆる「波動」の世界で仕事 をしてきました。しかし、2000年悪い波動のうねりに巻き込まれて、効しきれず、倒 産・自己破産、そして心不全で入院と人生において貴重な、そして大変な月日を経験。
この頃では、少しずつ、体調がもどり、やっと生き延びさせてもらったと実感するように なりました。やみくもに突き進んだ日々を反省しながら病床にあって、いろいろなものが 見えてきました。健康を語りながら、健康なときにはわからなかったことが随分、あるこ とに気づきました。500日の療養生活で私が体験したこと、感じたことを通じて
若いみなさんのお役に立てれば、大変に嬉しく思います。



*臓表(ぞうひょう)って知ってますか。

内蔵の異常が、体の表面に現れるのを東洋医学では「臓表」というそうです。
たとえば、肝系は目に、肺系は鼻、腎系は耳という具合です。年老いて目や耳が弱ってく るときは、肝臓や腎臓の機能も弱ってきたことを意味します。
からだが不調水域にあるとの警告と思っていいでしょう。
今からさかのぼること約2年前、時間に追われて金策に駆け回っているとき。渋谷駅前の大交差点 で太くて長い深緑色の痰(?)が出たことがあった。
ボールペンくらいの太さで10センチ程の見たこともないような痰がつながっている。思 わず口に手を突っ込んで引き出した。
これをみて「ああ、肺系が随分弱っているんだな」と実感した記憶がある。
肺系とは「鼻・気管支・肺・大腸」とつながっている経絡の一筋だ。
私は小さい時から鼻が弱かった。
だから体力が低下するとすぐ肺系に影響がくる。この痰が臓表だったのだ。

さらに逆上ること6ヶ月前から、足がむくんできた。
靴紐が短く感じられてきた。
靴下の跡が翌朝になっても消えずに残っている。
歩くとすぐふくらはぎがぱんぱんに張ってくる。
50メートルも歩くと息苦しくなって、思わず立ち止まってしまう。
こんな状態が半年続いている。
ストレスでからだが音をあげそうなのを、気持だけで保っていた。
・・・だから、もうギブアップだと観念して法律事務所にタクシーを向けたとき、資金面 ばかりか体力的にも限界にきていたようだ。
後で医者に、心筋梗塞でいつ倒れても不思議でない身体だと宣告された。
入院先で検査の結果、心不全(心臓を囲む心膜が水びたし)、肺にも水が溜まっているそし て、糖尿病とのことであった。細い金属の管を太股から入れて心臓を取り巻く血管の検査 をするカテーテル検査が、危険でできないほど重症だったらしい。



*東洋医学と西洋医学のちがい

世の中には、西洋医学は限界にきた。東洋医学をもっと重視すべきだ、という風潮がある ようだ。とくに波動を扱っている人たちには、そんな面が強いようだ。
しかしどうも、どちらかに偏重するのは間違いではないか、と思えてならない。
入院前は、手の甲にまで浮腫みがあったのが、入院4日目には体中の浮腫みがとれていた。 浮腫んでパンパンになっていたふくらばぎは、弱弱しいほどペタペタになってしまった。 げに恐ろしき派、西洋医薬の効果よ。
なにもしない。なにも考えられない。思考力ゼロでただひたすら眠った。朝も昼も夜も。 食事時意外は目をつむると眠れた。疲れきった身体中の細胞が一斉に回復に向かって休養 に入ったかのようだった。

入院10日で事情があって退院。自宅といっても潜伏先で療養に入る。
そして、体力が回復し、気力がもどるまでそれから500日を必要とした。
いま、パソコンに向かいながら、生き延びさせてもらったと、しみじみ思う。
この間に、自己破産の裁判があり免責の判決があった。
沢山の人々に迷惑をかけてしまった。
今後は、受けたご恩返しに全力をあげて、取り組みたいと切に切に思う。

平常の健康管理、体力維持は東洋医学の知恵を、緊急時は西洋医学を、というのが私の場 合の結論でした。たとえば、身体のバランスを異常に崩してしまった場合は、食事のとり 方だけで治すというのでは無理です。ある限界を越す前ならばいざ知らず、限界を越えて しまったら西洋医学の対処療法で緊急処置し、その後、東洋医学の知恵でゆっくり回復を はかるのがよいのではないでしょうか。
疾病の種類によって、簡単には結論づけられないと思いますがどちらかに偏重し、相手側 を受け入れないというのは大変もったいない。両者を上手に利用するのが賢明ではないで しょうか。
私の場合、からだの浮腫みがとれた反面、不愉快な便秘が続いた。薬の副作用だったので しょう。




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