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波動と健康(4)
*人知を超えた大きな波動のうねり
地球ができて45億年、人類がうまれて5000万年とよくいわれます。
そして、地球の深層海流が安定し、地上の温度、いわゆる気温が現在のように一応安定し
たのは、わずか5万年前からだそうです。
気圧や気温の変化は、生活や文化ばかりか、わたしたちの健康にも非常に大きな影響を与
えます。
雨が降りそうになったり、台風が来る前には、頭痛をかんじたり、頭が重苦しくなる敏
感な人が、きっと身近に居ることと思います。このように、わたしたちの健康は、体内を
流れる「気」「血液」「水」ばかりか、外部の「気温」「気圧」も影響しています。この多層
的現象的にからみあってる「気の流れ」の他に、もうひとつ、目に見えない陣地を越えた
気流があるように思えます。
今回は、この人知を超えた気の流れのついて、お話したいと思います。
病床で「無限に見入られた天才数学者達」(早川書房)を呼んで、数学の「無限」という概
念が、ユダヤ教神秘主義「カバラ」に関係していると知って、非常に驚きました。科学的
現代数学も、その発祥において宗教的概念「無限=神」が存在していたなんて。
この事実に勇気づけられて、書くことにしました。
わたしが経験した「人知を超えた気の流れ」を整理すると、2つありました。
迷信・バカみたいと思われるかもしれませんが、勇気をふるって書くことにしましょう。
(その1 行者のお告げ)
倒産する前の会社に、ある木祖御嶽神社で修行したという行者が、毎月祝詞をあげにき
ていました。変な会社でしょう。社員はみんな苦い顔をしていました。
中学時代に、背中が非常に重くてたまらないとき、山奥からあるお婆さんを、母が連れ
てきたことがあります。お婆さんは、囲炉裏の中を火箸でかき回しながら、ぶつぶつ低い
声で唱えた後で、お前は何か変わったことを最近やっているだろう。先祖が喜んで肩に乗
っているんだ。先祖を肩から退けてやるから、それを止めなさい。
当時、ぼくは友人から薦められて、般若心経を仏壇の前で大きな声で読んでいま
した。それを止めたら翌日からすっと肩が軽くなった。
この種の経験をアックと長くなるので、ひとつで止めておきましょう。
中学頃から、体質的に、経験上、嫌いではなかったのかもしれません。
ですから行者の祝詞も、何かがあるのだろうと思っていました。もっとも、当社の波動
の機械を買ってくれた会社で、この行者さんに出会ったのが縁だということもありました
が。
さて、この行者さんは、和紙に願い事(商売繁盛など)を書いて、大きなろうそくの炎
であぶりながら、祝詞をあげます。そして、和紙の裏にできる煤(すす)の形やのり途中
に感じる不思議な神の声(?)で、予言らしきことをのたまいます。
不思議なことがたくさんなりました。すぐには信じられないことが当たったこともあり
ました。おもしろいこともありました。長くなるので残念ながら省略します。
でも、ひとつだけ。倒産する二ヶ月前。糖尿に効くある水を売る代理店にならないかと言う
売り込みがありました。
ちょうど、彼が来社する日でしたので、そのサンプルを前に、祝詞をあげてもらいまし
た。すると、いつもの朗々とする声がかすれてでません。そして、ろうそくの炎が、見た
こともないように「ささくれて」バリバリ音をたてて揺れています。
彼は、耐えられないといってサンプルの水を退かしました。すると、声はもどり、炎は
すっと上に伸びるように穏やかになった。不思議な現象でした。もちろん代理店の話は断
りました。
さて、倒産一ヶ月前のこと。いつもは一面真っ黒になる和紙の裏のすすが、一筋だけ白く
残ったままです。何回まんべんなくやっても、その筋は白いままで消えません。その和紙
の白い部分の表面は、私の名前が書いてある場所です。
「あなた、健康に気をつけなさいよ。このままではいのちを縮めます。」
そのころ、わたしは浮腫んだ足を宥めながら、街キンを駆けめぐっていた。その行者さ
んに払う謝礼すらもうなかった。いいよいいよ。儲かるようになったらで。彼はそういっ
て、あごひげをしごきながら帰っていった。
倒産の月。和紙の裏のすすは、大きな鳥が羽をひろげて飛ぶ前のような形だった。しか
し、その会社はついに飛び立てなかった。
あの鳥は休めの暗示だったのかと思いながら、その彼とも音信が途絶えた。
あれから2年。文章を書いている今、電話が鳴って出ると、あの行者さんだった。「い
ま、何してますか。元気になりましたか・・・・・」
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